プレイパークゴールドタワー（香川県）

　香川県綾歌郡宇多津町にそびえるゴールドタワーは、四国を訪れる方々を迎える象徴的な存在として親しまれています。高さ158メートルのスリムなシルエットが空へと伸びるその姿は、宇多津町の街並みだけでなく、遠く瀬戸内海や瀬戸大橋までも一望できる場所として、多くの人々の記憶に残ります。特に夕方から夜にかけての時間帯には、海に沈む夕陽と、それに続く瀬戸大橋のライトアップが織りなす幻想的な光景が広がり、訪れる人々の心を優しく包み込みます。
　2020年3月には新たな魅力を加えてリニューアルされ、地上最上階には「ソラキン」と呼ばれるアクアリウムが誕生しました。この空間は、アクアリウム演出に定評のある「UWS ENTERTAINMENT」と、光と鏡の世界を創造する「ミラーボーラーズ」がタッグを組み、金魚、ミラーボール、万華鏡のようにきらめく鏡の数々で構成された幻想的な世界が広がっています。ここでは、泳ぐ金魚が天井や床に映り込み、まるで空中を舞うかのように見える光景に、時間を忘れて見入ってしまうことでしょう。
　さらに、ゴールドタワーの1階部分には、子どもたちの笑顔があふれる「プレイパーク」が広がっています。ボールプールや滑り台、大型のバルーン遊具など、身体を思いきり使って遊べる工夫が随所に施されており、家族連れの方々にもたいへん好評です。年齢に応じた遊び場も用意されているため、小さなお子さまから小学生まで、幅広い世代が安心して過ごすことができます。
　このように、宇多津町に位置するゴールドタワーは、大人から子どもまで幅広い世代がそれぞれの楽しみ方で過ごせるスポットとして、訪れるたびに新たな発見と感動を与えてくれます。香川県の玄関口としてだけでなく、特別な時間を過ごせる場所として、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。